ネットワークのコストは下がったけれど

超売り手市場と言わる新卒就職市場においても、就職するのに四苦八苦する高学歴就職難民たち。これは、個人の問題ではない社会の問題である。

没落エリートの出現―ビジネス社会から疎外される高学歴就職難民たちー

ある個人が就職できないのは主に個人の問題として。
一般論として大卒すなわち専門教育を受けた人材が希望の職を得られないとしたら社会の問題かなと思う。特に院卒は社会が育てている側面があるわけで、博士が生かされないのは社会的損失(たぶん)。
実のところは「売り手市場のはずなのに就職難民」みたいな状況で、大企業は極端な買い手市場、中小企業は極端な売り手市場になってる気がするけど。
コンピュータネットワークのコストはタダ同然でデータのマッチング処理は一瞬でできる世の中だけど、人材のマッチングコストはほとんど下がってないんじゃなかろうか。
そんなわけだけど中小企業はどこで求人するのが効率的なのかな…