webは空気を読めない空間
予告.inが象徴しているものは、もはやウェブが現実の世界と切り離せないものであるということだと思うんだよ。
むしろ限界に達しているのはウェブのネタ性
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社会の空気を読まなくていい空間であるウェブというのはもうどこにもないんじゃないかな。
ウェブが現実の世界と無関係だった時代があったのかどうかわかりませんが。
冗談が冗談として通用するためにはコンテキストの共有が必要だけど、web、特に匿名掲示板など主催者や参加者の志向や意図が限定されていない場はコンテキストの束縛を受けにくいので、冗談とマジレスの区別が非常につきにくいということでは。
予告.in自体、作った時点ではネタだったように見えたのだけど、通報に使っているみたいだし。
「社会の空気」というのもコンテキストの一種だと思うが、そういうコンテキストもないからすかしっ屁でも通報されうる。元々webにはそういうリスクがあったのだが、犯行予告して実行するアホが出てきたおかげで顕在化しただけのような気がする。