自作と呼ぶか問題

自作だと思ったら自作、ではあるんだけど。初めて自作PCという言葉を目にしたとき、「え、半田付けしないのに自作なんだ」と思った覚えがある。PC-8001世代なので自作というとこういうのをイメージするわけだ。


Appleが独自プロセッサ開発を促進か - スラッシュドット・ジャパン」とか、独自プロセッサという表現だと新規アーキテクチャっぽいなあとか。ISOイメージ焼いただけで「オリジナルCD」と呼びますかみたいな。
自分基準だと、重要なパーツがカスタマイズされているとか、全体としてそれなりの手間がかかっているとか、創意工夫の度合いが高いとか、そういう場合が自作かなあと。


オープンソースハードウェアって言葉も、HDLのソースコード共有というのを最初にイメージしたので、Arduinoとかどうなんだろうな、とは思った。もちろん基板設計エンジニアからするとオープンソースなのだが、HDL設計エンジニアにとってはレイアウトレベルのオープンソースというのは、ソフトウェアでいうところのバイナリ配布に近い感じじゃないのかなと。ただもうちょい回路が複雑になってくると、他社が改良した基板がそのまま使えると嬉しいというのはあるのだろう。
それはさておきwikipedia見てたらOpenSPARCとかあって驚愕した。

ref: ソフトやらハードやら: なつたん