2009-01-09 LGPL バージョン2.1についてのメモ GPLはわかりやすいが、LGPLは色々条件がついていてよくわからないので自分用メモ作成。 元々GNU Libary General Public Licenseだったが、GNU Lesser General Public Licenseに改称 条件を満たせば、GPL/LGPLでないソフトウェアから利用できる LGPL範囲内・範囲外 利用時には「ライブラリを含む」と「ライブラリを利用する」の違いに注意する ライブラリを含む(work based on the library)=ライブラリのソースコードを含むもの。ソースコードを含めてLGPLに従う ライブラリを利用する(work that uses the library)=ライブラリのソースコードを含まないもの。ソースコードはLGPL外だが、バイナリはLGPL第6節に従う わずかな部分(数値パラメータ、データレイアウト、小さいマクロ、小さい関数)のみを利用するだけであれば、LGPLに従う必要はない 義務 配布時にライセンスの本文を含める ソースコードがLGPL下であればソースコードを含めて配布する 該当部分(ソースコードまたはバイナリ)がLGPL下にあることを明示する 著作権表示機能を持つ場合、LGPLのライブラリの著作権表示を含める バイナリのリバースエンジニアリングと改変を許可する スタティックリンクの場合、再リンクに必要なファイルを添付する 参考 LGPL日本語訳 GPL/LGPL 関連 ほんとうは怖いLGPL LGPL談話 (誰も守らない LGPL 編その1)