なぜピアノを弾くのか

20才のときからピアノをはじめて、途中中断ありつつ早23年。
この前ピアノが趣味の人に、なぜ続けているのかたまに考えてしまう、あなたはなぜ続けているのか、と聞かれて、いつもの答えをしてしまったんだけど、理由は始めた当初からは変わっているように思う。
はじめるきっかけは中二病的な理由(ピアノを弾けるのかっこいい、きちんとした趣味を持ちたい)だったと思うのだけど、25才くらいで上達しなくなり虚栄心を満たす手段としては失敗に終わった。
それでも続けた理由はたぶんこんな感じ。

  • 先生が良かった(進め方や難易度が自分に合っていた)
  • 単純に音が好き
  • 特にやめる理由がない
  • 他の趣味より好き(色々試した結果残った)
  • 劇的な上達はしないが、新しい曲を覚えたり、多少は進捗する
  • (主にプログラミングなど)できることだけをやることに危機感を覚えた
  • 仕事のストレス発散
  • 知っている曲がより理解できた

目的意識を強く持たないほうが長続きするのかな、という気がするが、その代わりスキルは頭打ちになる。もう人生の終わりが見えているので、意識的にやったほうがいいよなあとは思っている。
いつもの答えは「知っている曲がより理解できるようになるのが楽しい」なんだけど、これは最近そう思うようになった。できないことができるようになるのが楽しいという人もいるんだけど、自分の場合は、物事の理解の解像度が上がるのが好きな感じ。