オッケー

わかりましたの意味を伝えるときに、了解・了承・承諾・承知とかいろいろある。新人の頃にお客さんにメールで「了承しました」と書いたらそれはいかん、了解ならよいと注意された。
目下が目上に対して使ってOKなのは「承知しました」で、「了解しました」も人によっては使うみたい。「了承しました」や「承諾しました」は目上が目下に使う言葉らしい。
承知と承諾ってどちらもわかりました、ないしはそれでいいよ、という意味だと思うのだが、差の根拠がわからない。漢字の違いということであれば、承ではなく知と諾の違いということになる。
諾というのは受け入れるすなわちYESであり、YESというのは暗黙的にYESかNOの選択肢の中でYESということで、つまり選ぶ権利があることを示すのがけしからんということなのか?

しかし単に「知りました」だけだと責任取るという意思表示が希薄だよなと思う。欧米だと顧客に対して「Yes」とか「OK, no problem」とか普通に言うと思うんだけど、日本の目上目下プロトコルというのは「これやってね」「へーそうなの」的なものなのかなと。
「諾」のみの返事とかかっこいいと思うんだけどなあ。

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090401000636.html
誤用されやすい字面だったのか、それとも、誤用が広まったらむしろその意味で使うのが正しいのか、微妙。でも「時を分かたず」って表現はあまり見かけないなあ。昼夜〜ならわかるけど。
基本的にはみんながその意味で使えばその意味になっちゃうんだろうな。サビとサワリとか。すべからくとか独壇場とか。