お勉強の日

Linuxシンポジウムへ。

  • Davidさんのプレゼン

組み込みLinuxといっても色々あるが、その色々な要件を集めていくと、それって普通のLinuxだねという話。
ユーザーインターフェース云々の部分は、あっさり流されて謎だったので質問してみた。もしかしてLinuxがXを捨てて共通GUIを持つみたいな話を少しだけ期待して聞いてみたのだが、まあ色々あるよねと。例えばClutter(これはIntelの人だからか)とかAndroidとか、とのこと。スライドにはOLPCが載ってるけどIntelはいつの間にか離脱していた。

  • kosakiさんのプレゼン

メモリ関係てんこ盛り。メインラインに取り込まれるには明確な理由ときちんとした説明が必要とかその辺の話。
12ページがいまいちわからない。スワップパーティションへのアクセスは通常のファイルより遅い(んーなぜだろう、シークするから?)ので、通常ファイルのキャッシュを破棄するほうがパフォーマンスが落ちない、ということかな。


モダンなOSって何だろ、となんとなく考えてみた。

  • 小さくて堅牢なコア+拡張モジュール(+仮想化?)
  • 階層化されたデバイスドライバ
  • プラグアンドプレイと省電力サポート
  • 高速起動、高速サスペンド&レジューム
  • スケーラブル(メニーコア対応)
  • 処理速度重視や省メモリ重視などが選択可能

Linuxのコアの開発メンバーアドホックな部分(デバイスドライバとか)にはそんなに興味がなさそうだから、コアとデバドラに分離される可能性もありそうだと感じた。そうなると最終的にはLinuxWindowsも全体の構造としては近いものになるんじゃないだろうか。


その後アセンブリ読書会へ移動。久々アセンブラ。CTFに挑戦できる人を増やすとか。道のりはとても長そうだが、やろうという意気込みが素晴らしい。ただアセンブラ自体の学習から始めるのであれば、解析よりはとりあえずハンズオン形式で書いてみる方が学習速度が出そうかなとは思った。
しかしまあスペシャねこまんまって凄い名前だなぁ。色々な点で別世界を垣間見ました。