言語批判

Matz氏のAttacking PHPが話題になっているが、「PHPがいかに駄目な言語か」というのはまあ、いただけない表現ではある。でも原文(Attacking PHP)読まずにコメントしてる人もいそう。

言語全体の優劣をつけるというのはナンセンスだが、部分的な優劣(この記法に関しては○○の方が優れているとか)については、実装コストを比較するために知っておくに越したことはないと思う。初心者が間違いやすいとか、罠が多いというのも有用な情報だ。

strposが0以上の数値またはFALSEを返すために===と!==が必要というのはまあ、ひどい仕様だと思うが、ライブラリの仕様の問題でもあるかと思う。
しかし===が変というなら、Cのおかげで普通になった==という表記もBASICから入った人は違和感を覚えるわけで、一致は==なのに不一致は!==ではなく!=というのは対称性がないじゃないかとか。

Perlとか5をちょっとかじったことがあるだけだが、blessとか何これ?なんでnewは小文字なのにDESTROYは大文字なんだよとか、ポインタがないのは結構だがリファレンスってこれポインタより複雑じゃねーかとか、そんなことを思ったりした。

やっぱりプログラマだったら自分で色々試してみて比較するのが一番だと思う。
※ あとで気づいたがActionScriptにも===があるし、JavaScriptにも>>>なんてのがある。何ていうか世の中はこれを必要としているということでいいんじゃないだろうか。