大学発ベンチャーの現状

元記事

大学発VBの経営厳しく、55%が経常赤字・06年度日経調査
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20071009AT1C0900409102007.html

回答企業の55%が2006年度の経常損益が赤字で、7%は「3年内に会社を売却する可能性がある」と回答した

itoyosukeさんのコメント

http://d.hatena.ne.jp/itoyosuke/20071010/1192032278
大学発ベンチャーというと聞こえはいいが、実際には当初の成長計画が外れ、単なる中小企業になってしまっている会社も少なくない。このアンケートでは、「三年内に会社を売却する可能性がある」と答えた会社が7%あったようだけど、だんだんと淘汰されていく時期なんだろうな。

ベンチャーの90%は3年以内につぶれる、というのが私のあやふやな記憶。なので「55%が経常赤字」「単なる中小企業」というのはどっちかというと優秀な成果と言ってよいと思う。会社に価値がないと売却もできないし。

先生はもともと人脈豊富だし、優遇措置もあるので、普通の起業よりかなり有利な条件下であるとはいえ、45%が赤字じゃないというのはきわめてリスクが低いと言える。
なので起業する人は大学の研究室に協力してもらうと起業リスクを大幅に減らせる…可能性がある。